1920年代のはじめ
オーストラリアのニューサウスウェールズ州で、創始者であるゴードン・エッチェルが、アスパラガスを「伝統農法」ではなく、はじめて一列で植えたその日から、わたしたちの歴史がはじまりました。そのころ、ゴードンの弟、マックスウェルは長年研究してきた缶詰製造法の実用化に着手し、1926年、エッチェル兄弟はブランド初となる缶詰工場をニューサウスウェールズ州のバサースト市に設立。この瞬間、オーストラリアに「新たな食のアイコン」が誕生したのです。
それから10年
荒れ狂う世界恐慌をも乗り越え、Mr. Gordon Edgell & Sons Ltdは新商品とともに毎年成長を続け、農地や扱う農産物を着実に拡大していきました。同時に商品クオリティーを進化し続けることで需要もさらに高まり、1943年に、カウラ市に新工場を設立。わずか1年後には、100万個もの缶詰が市場へと送り出されるようになりました。こうしてエッチェルは、常にオーストラリアの業界を第一線で走り続ける企業となったのです 。